大きすぎて全体像をつかみにくいほど。
この雰囲気が魅力
一番奥の部屋まで一部屋の大部屋になります。敷居も取り外しできるのです。
やはり囲炉裏は欲しいですね
何気に左右の欄間窓が素敵です
大邸宅の間取り
| 所在地 | 喜多方市熊倉町 |
|---|---|
| 賃料 | 成約済 |
| 土地面積 | 1936㎡ |
| 建物面積 | 261.39㎡ |
（追記H29.8.25 賃貸物件に変更しました。）
大型物件すぎるこの物件、流石に売買対象としては規模が多きすぎ、なかなか手が出ない。
このままではこのポテンシャルある物件が朽ち行く運命になってしまうという危機感が現実的になってきました。
よってオーナー様に相談し、今回、一旦賃貸に挑戦してみます。
家賃は５万円/月。
つまり地代家賃として月５万円程度のキャッシュアウトであれば、何かビジネスで使える可能性も含めアイデアが出てくるのではないかと。
もちろん痛みも大きいので、リノベーションの資金は相当に必要になりますが、物件取得費用としての初期費用がゼロ（実際にはわずか権利金が発生しますが）であれば、検討の余地はあるのではないかと考えています。
家賃交渉も大歓迎！是非ご検討を！
（追記終わり）
仕事柄、色々な古民家を目にすることになりますが、
時折、その物件の持つパワーに圧倒されることがあります。
そのパワーとは積み重ねた歴史そのもの。
今回の物件も、そんな素晴らしい物件です。
場所は、喜多方東部の熊倉地区。
広大に開けた田園地域で四方八方見通し抜群。大農村地区といえるでしょう。
アスパラ栽培も有名ですね。
喜多方市街にも近く、豊かな景観と生活の至便さを兼ね備えた場所です。
今回の物件は、そんな大農村・熊倉の、旧家で大地主であられた由緒ある一族の大邸宅です。
オーナーは鎌倉時代からつながる家系で、伊達政宗公の家臣を経て江戸以降は当地で大地主としてご発展されてこられた家の末裔でいらっしゃいます。
当時は、村の婚礼がこの物件内で行われていたほどの大邸宅。
それは、稀代の思想家・徳富蘇峰（国民新聞創始者）が、ここを「荷山荘」と名付けたほど。
流石に古い物件ですので、痛みは激しい部分はあるのですが、古いながらも一つ一つの建具、欄間、柱などをみていると、素晴らしいクオリティのものが使われています。
いわゆる古民家としては見る人が見れば垂涎モノの物件かもしれません。
そして、その建物と一体化して全体の雰囲気を更に強めているのが、庭。
かつては多くの写真家に愛された大庭園も、流石に荒れが強くなっていますが、
それでも庭園内にある、欅、杉、紅葉などの大木は、地域のランドマーク。
この地で紡がれてきた歴史の記録として、圧倒的な存在感をもってそびえ立っています。
敷地内には土壁、白壁の蔵が３つ。
道を挟んで向かいには広大な畑あり、いくらでもお好きなだけ使ってください、とのこと。
圧倒的なパワーを醸し出すこの物件。
正直とても現代の一般個人が単なる邸宅として手に負える物件ではないかもしれません。
できれば、ご商売に絡めた活用方法、
つまりは自宅兼用で古民家レストランをやるとか、民宿・民泊をやるとか、人を雇っての農業を行い社員の寮ににするとか。
そのようにご商売に活用ができる方であれば、この歴史の重みがそのまま希少価値となって一層のリターンを生んでくれるのではないでしょうか。
そんな気合いの入った方に、おススメの物件です。
（追伸）
お値段は相談可です。ご希望価格を遠慮なくご連絡ください。（売却の場合の売買価格：１５００万円希望）