所在地 | 福島県昭和村 |
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価格 | ご成約済 |
土地面積 | 628.91㎡ |
建物面積 | 159.49㎡ |
「日本の原風景がここにある」
周囲を1000mクラスの神々しき山々に囲まれた東京23区の1/3程度の土地に、約1200人が静かに暮らす村。
ここ、昭和村を表すコトバとして良く使われるこのフレーズ。みなさんはこのフレーズから何を感じるでしょうか。
雪の多い会津のなかでも有数の豪雪地帯。その雪が手つかずの自然に取り込まれ、あちこちから天然の伏流水として涌きでてくる。
そんな美しき里山の風景があるだけでは、「日本の原風景」とはいえないような気がします。
言葉では伝えきれない「何か」がそこにあると。
それが昭和村を初めて訪れた時の私の感覚でした。
そんな魅力に魅せられて、引き寄せられる人々がやはり少なからずいるようで、
西島秀俊主演の映画「ハーメルン」の舞台となったり、
http://www.hameln-film.jp/
http://motokurashi.com/fukushima-showamura-crowdfunding/20171210
その映画の舞台となった廃校予定だった小学校の保存・改修のために、クラウドファンディングで全国から1200万円超の資金が集まったり、
https://readyfor.jp/projects/kuimarusho
地域おこし協力隊でくる若い隊員たちが卒業しても定住し、NPO作ったり、ゲストハウス作ったり、
http://www.chomaclub.jp/
http://www.toaruyado.com/
普通に若者3人が移住してきて古民家再生して、イケてるコミュニティ空間つくったり、
https://web.satoru-co.jp/
実は生産日本一の当地名産カスミソウで移住就農されて稼いだり、
http://takumi.showamura.net/
600年の歴史がある「からむし」織の継承人である「織姫」になるために、毎年県外から多くの応募があったり、
http://www.maff.go.jp/j/nousin/tiiki/sanson/img/pdf/tokusyuu_19-2_part1.pdf
役場が発表の広報からみると、直近1年で「転入者52人」。
これは人口規模からみても相当に頑張っているといえます。(しかし転出や自然減を考慮するとマイナスにはなるのですが、、、)
そんな昭和村、もちろん空き家も少なくないようですが、
正月・お盆にはみんなが集まるなど諸々の事情が多く、なかなか貸したり売ったりという話にならず、移住希望者はいるけど住処がない、ということらしいのです。(村役場談)
そんな状況のなか、今回ご縁があって1件お預かりしたのがこの物件。
もともとは築200年の農家住宅だったようで、天井裏の茅葺は相当に立派なもの。
高い天井や柿渋色の建具の雰囲気もthe古民家で良いのですが、この物件の一番のウリは、実は開放的な玄関回りだと思います!
水回りは全面的に要リフォームで、一部はフカフカ床の改修が必要な部分がありますが、メインの3つの和室は綺麗に利用されていて、良き雰囲気のままそのまま十分ご利用可能。
しかもリフォーム資金の補助も手厚く、昭和村独自の補助で最大100万円!(補助率上限2/3) ここに県外移住者なら福島県の補助最大190万円(子育て世代なら250万円:補助率上限1/2等諸条件あり)を加えると、290万円!(350万円)
最低限必要な改修にはきっと十分。まさに「補助」していただけるのではないでしょうか。
物件価格も、移住者に是非活用してもらいたいとのオーナー様の気持ちがこもった金額かと思います。さらに分割支払いなども検討しますのでご相談ください。
個人的に、会津の中でも昭和村は、やはり特別なものを感じてしまいます。
もちろんロマンチックなことばかりではありません。自然の相手は厳しい。
それでもこの地が「ビタッ」とハマる人が必ずいる。その人はおそらくこの山間の地に足を踏み入れた瞬間に、それを感じることができる、そう確信しています。
お待ちしております。