所在地 | 西会津町 |
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価格 | ご成約済み |
土地面積 | 約1160坪(畑約770坪含) |
建物面積 | 約130坪 |
・西会津国際芸術村
・森のはこ舟プロジェクト
・西会津若者まちづくりプロジェクト
これらは西会津が進める町おこし系プロジェクトの一角。
その地名の通り会津最西部、新潟県との県境に位置する西会津町は、高齢化率46.1%(H30/7時点)と県下でも有数?の高齢化、過疎化が進むエリア。いわゆる全国の地方が抱える社会課題の先進地域の一つともいえます。
しかし、かつては越後に抜ける交通の要衝で宿場町として栄え、多くの文化交流があった地域だけに、その土地土地に、文化やアートに対するDNAが染みついているのでしょうか、そこはかとなく街が洒落てるんです。
そして、課題先進地域だからこそ、地域・行政の本気度、危機感が違う。
冒頭の数々のアート系プロジェクトに代表されるように、街を盛り上げよう、良い地域にしよう、という強い思いをもって活動に取り組んでおられる方々が、官民ともに沢山いる。外部からの移住者も近年増えており、若い地域おこし協力隊(現在6人?)の活躍・存在感も、全国トップクラスではないでしょうか。
豪雪地域ながら、雪をも溶かす、そんな熱量を感じるのがここ西会津です。
移住者への支援も手厚いですよ。
金銭面でも物件購入資金補助50万円、リフォーム補助30万円(年齢制限・予算制限あり)
(県外移住者は福島県から別途リフォーム補助最大250万円あり)
今回の物件は、そんな西会津の中心部「野沢駅」から5-6キロ離れた隣駅「尾登駅」のほん近く、小さな集落内に広大な敷地とともにあります。(なんと駅近物件(笑)。またこの「尾登駅」がとーってもオツなのです。写真はこちら。)、
戦中に建てられた2階建ての建物は、茅葺トタン張りのいわゆる農家住宅でありながら、屋根の形や雰囲気がちょっと武家屋敷っぽい感じ。個人的にはイケてるデザインかと。
室内は、立派な天井の梁があらわに黒光り、古民家好きには嬉しい大黒柱の存在感も納得。
特にメインスペースになると思われる玄関入って正面の二間続きの空間は、畳と板床の組み合わせに、梁があらわの高天井というgood design 。この空間は是非有効に活用していただきたいです。
あと大事なポイントですが、床が高いので湿気が回りにくいのでしょう、空き家にありがちな床のベコベコが見当たりません! これ大事!
そして東西二つの階段から二階に上がると、さすがに傷みは多いものの、シンプルな間取りで、どこからでも光も風も採れる構造。南側に縁側的な廊下が走り、用途も柔軟にイロイロ考えることができそうです。当然2階からの景色は抜群で、風が本当にきもちいい。
ちなみに建物正面写真でみると広大な建物のように見えますが、向かって右半分は倉庫ですので、居住エリア自体は、実はそんなに大きすぎることはないです。
しかし敷地は広大。維持管理にはそれなりの覚悟が必要ですが、この辺りはどこのお宅も大規模でお互い様ですので、楽しみながらできる範囲で取り組んでいけばいいのではないかと思います、ハイ。
是非、大自然とアートの街・西会津に来て、見て、暮らしてほしい、そんな思いをもったオーナー様のお気持ちから、売出価格は破格です。
それなりに傷みもあるので、水回りを中心にリフォームは必要ですが、補助金フル活用すれば相当助かるはず。
是非ご検討ください。